青山店 現代金継ぎワークショップレポート
気温もぐっと下がり、空気もひんやりする日々となりましたね。こんにちは。source storeのSです。先日、青山店では金継ストーリーの上村尚美様をお招きし「現代金継ぎのワークショップ」を開催しました。その様子をレポートいたします。
■軽快なトークが魅力的な上村尚美様
講師として、愛知県から特別出張ワークショップとして上村尚美様にお願いしました。現代金継ぎのワークショップの他、お直しや、食のお仕事まで幅広く活躍されております。上村様の美しい作品もご覧いただき、様々な金継ぎについても学びました。
■ワークショップ開始
[gallery columns="2" link="file" size="full" ids="16279,16280"] 「現代金継ぎ」とは、伝統的な材料(本漆)を使わず、手軽に短時間で完成する簡易的な金継ぎです。メリットは、かぶれない、工程が少ない、時間がかからない、すぐ使用できるなど、現代の利便性やスピードに合わせた新しい金継ぎのスタイルです。ご参加された皆様には、ご自宅から修復したい器やマグカップをお持ちいただきました。大好きなアーティストの記念マグカップから、作家さんの器、100年以上歴史のある染付の貴重な器など、思い出が詰まった器たち。 まずは「欠け」を観察するところから。現代金継ぎは、最初のベース作りが肝心とのこと。「欠け」をなくす、パテ埋めという作業に取り掛かっていただきました。 このパテは1、2分の短時間で固まってしまうので手早く仕上げなければなりません。皆様、スピード作業に戸惑いながらも仕上がりをイメージされながら取り組んでいただきました。 [gallery columns="2" link="file" size="full" ids="16282,16283"] そのあとは、「削り」の作業。余分なパテを取り除く作業なのですが、これまた根気がいります。力加減が難しく、滑らかにしなければ仕上がりに大きく影響が出るため、上村様の細やかなチェックを受けながら何度も手直しされました。 [gallery link="file" columns="2" size="full" ids="16288,16287"] [gallery columns="2" link="file" size="full" ids="16286,16285"] 最後は「塗る」作業。細い筆を使って、丁寧に塗っていきます。細やかな工程が続き集中力も必要なのですが合間に、上村様からの激励や笑いを交えたテンポのよいトークで、最後まで和やかな雰囲気で盛り上がりました。 上村様の最終OKが出た瞬間、皆様は達成感に溢れた表情を浮かべられたのが印象的でした。 皆様、大変お疲れさまでした。 [gallery link="file" columns="2" size="full" ids="16289,16290"] [gallery columns="2" link="file" size="full" ids="16292,16291"] [gallery link="file" columns="2" size="full" ids="16294,16293"] [gallery link="file" columns="2" size="full" ids="16295,16296"] [gallery link="file" columns="2" size="full" ids="16297,16298"] 写真は今回のワークショップで修復された器やマグカップです。初めてのお客様が多かったのですが、美しく仕上げてくださいました。 [gallery link="file" columns="2" size="full" ids="16299,16300"] 最後は上村様の作品をご覧いただきながらティータイム。すすむ屋茶店様のくきほうじ茶と、仙太郎様のハロウィンの和菓子でゆっくりお過ごしいただきました。 上村様の作品の美しいこと。30個のかけらを集めて修復された作品や、本漆を使った本格的な金継から、プラチナ、螺鈿などで装飾された多くの作品を拝見でき大変貴重な機会となりました。 上村様も2日間大変お世話になりました。
欠けてしまっても、修復することで新しい美しさを体験できる現代金継ぎ。手放さずに大切にされていた器やマグカップで、また心地よく過ごせますように。 今回のワークショップも、ノリの良いお客様に恵まれ笑顔に溢れた2日間となりました。ご参加された皆様、上村様、誠にありがとうございました。
講師として、愛知県から特別出張ワークショップとして上村尚美様にお願いしました。現代金継ぎのワークショップの他、お直しや、食のお仕事まで幅広く活躍されております。上村様の美しい作品もご覧いただき、様々な金継ぎについても学びました。
■ワークショップ開始
[gallery columns="2" link="file" size="full" ids="16279,16280"] 「現代金継ぎ」とは、伝統的な材料(本漆)を使わず、手軽に短時間で完成する簡易的な金継ぎです。メリットは、かぶれない、工程が少ない、時間がかからない、すぐ使用できるなど、現代の利便性やスピードに合わせた新しい金継ぎのスタイルです。ご参加された皆様には、ご自宅から修復したい器やマグカップをお持ちいただきました。大好きなアーティストの記念マグカップから、作家さんの器、100年以上歴史のある染付の貴重な器など、思い出が詰まった器たち。 まずは「欠け」を観察するところから。現代金継ぎは、最初のベース作りが肝心とのこと。「欠け」をなくす、パテ埋めという作業に取り掛かっていただきました。 このパテは1、2分の短時間で固まってしまうので手早く仕上げなければなりません。皆様、スピード作業に戸惑いながらも仕上がりをイメージされながら取り組んでいただきました。 [gallery columns="2" link="file" size="full" ids="16282,16283"] そのあとは、「削り」の作業。余分なパテを取り除く作業なのですが、これまた根気がいります。力加減が難しく、滑らかにしなければ仕上がりに大きく影響が出るため、上村様の細やかなチェックを受けながら何度も手直しされました。 [gallery link="file" columns="2" size="full" ids="16288,16287"] [gallery columns="2" link="file" size="full" ids="16286,16285"] 最後は「塗る」作業。細い筆を使って、丁寧に塗っていきます。細やかな工程が続き集中力も必要なのですが合間に、上村様からの激励や笑いを交えたテンポのよいトークで、最後まで和やかな雰囲気で盛り上がりました。 上村様の最終OKが出た瞬間、皆様は達成感に溢れた表情を浮かべられたのが印象的でした。 皆様、大変お疲れさまでした。 [gallery link="file" columns="2" size="full" ids="16289,16290"] [gallery columns="2" link="file" size="full" ids="16292,16291"] [gallery link="file" columns="2" size="full" ids="16294,16293"] [gallery link="file" columns="2" size="full" ids="16295,16296"] [gallery link="file" columns="2" size="full" ids="16297,16298"] 写真は今回のワークショップで修復された器やマグカップです。初めてのお客様が多かったのですが、美しく仕上げてくださいました。 [gallery link="file" columns="2" size="full" ids="16299,16300"] 最後は上村様の作品をご覧いただきながらティータイム。すすむ屋茶店様のくきほうじ茶と、仙太郎様のハロウィンの和菓子でゆっくりお過ごしいただきました。 上村様の作品の美しいこと。30個のかけらを集めて修復された作品や、本漆を使った本格的な金継から、プラチナ、螺鈿などで装飾された多くの作品を拝見でき大変貴重な機会となりました。 上村様も2日間大変お世話になりました。
欠けてしまっても、修復することで新しい美しさを体験できる現代金継ぎ。手放さずに大切にされていた器やマグカップで、また心地よく過ごせますように。 今回のワークショップも、ノリの良いお客様に恵まれ笑顔に溢れた2日間となりました。ご参加された皆様、上村様、誠にありがとうございました。





夏に赤く実り、お盆の頃に灯りのように輝く「ほおずき」。古くから親しまれてきたその鮮やかな彩りをドライにし、ひとつひとつ繋いでいくことで、リースとして秋の住まいに上質な彩りを添えてくれます。鮮やかな朱色とぷっくりとしたシルエットは、季節の移ろいを感じながら、自然のあたたかみと華やかさを暮らしに取り入れるのにぴったりです。
講師には昨年に続き、スタッフが絶大な信頼を寄せる、盆栽教室や植物装飾を手掛けていらっしゃる枝露地(エダロジ) 渡辺浩子さんをお迎えいたしました。今回で3回目のワークショップ開催となります。実は、渡辺さんが手掛けられたほおずきリースを拝見したスタッフが、「source storeでも開催したい」とお声がけしてから数年。不作の年が続き、なかなか実現が叶わなかったのですが、今年ようやく開催することができました!今回は、ドライなほおずきの魅力を活かし、ひとつひとつ繋げていくリースの楽しさやセンスのある見せ方などを丁寧にレクチャーしていただきました。
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数年前の渡辺さんのほおずきリース作りにご参加されたお客様もいらっしゃいました。なんと今回で4回目とのことで、毎回ちがう仕上がりになって面白いとお話しされていました。SNSで見た写真に一目惚れして参加された方や、source store 本店にご来店された際に飾っていたほおずきリースを見て、「こんな素敵なリース見たことない」と最後の1枠をご応募くださった方も。皆様和やかにお話しされながら、楽しいひとときを過ごされていました。


今回製作するのは、大小のダイヤのような12面体を組み合わせた「鳥かご」のデザイン。幾何学模様が美しく、初心者の方にも取り組みやすい形とのことです。
まずは藁に糸を通して小さなひし形をひとつ作ります。乾燥した藁はとても繊細で、糸を強く引くと簡単に裂けてしまうため、力加減に注意しながら少しずつ形にしていきます。













ヒンメリが前から興味があった方や、ワークショップが好きでヒンメリは初めての方、source storeでのワークショップご参加が3回目というリピーターの方までいらっしゃり、様々なワークショップの話で盛り上がりました。偶然お知り合い同士だったという方々もいらっしゃり、和やかに会話を楽しまれていました。








