- ワークショップ
本店 ヒンメリワークショップレポート
こんにちは、source store本店のWです。
ようやく暑さも和らぎ、秋の訪れを感じられる季節になりましたね。
先週9/19(金)・20日(土)の2日間、source store本店では「ヒンメリ」を楽しむワークショップを開催いたしました。
2日間の様子をレポートいたします。
■ヒンメリとは?
ヒンメリは北欧フィンランドの伝統的な冬の装飾品で、冬至の頃に行われる「ヨウルJoulu」というお祭りで用いられます。スウェーデン語で「空・天」を意味する「ヒンメル(Himmel)」が語源。収穫後の麦わらを、祈りを込めながら糸でひとつひとつつなげていく、冬の長い北欧らしいやさしさとあたたかみのある工芸品です。光のモビールや幸運のお守りとも呼ばれています。
■講師は近藤先生
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今回講師としてお迎えしたのは、ワークショップの主催もされている近藤先生。ヒンメリ歴は9年とのことでさまざまなデザインを手掛けていらっしゃいます。今回開催中には近藤先生の作品販売も行われ、多彩なヒンメリで店内を彩ってくださいました。
<近藤先生のご紹介はこちら>
Instagram :WA+zikan ヒンメリのWA
■ワークショップスタート!
まずはヒンメリの材料や作り方の説明から。使用するのは、西尾産の小麦の藁、程よい太さのある柔らかいレース糸、糸を通す長めの針はぬいぐるみ針です。

今回製作するのは、大小のダイヤのような12面体を組み合わせた「鳥かご」のデザイン。幾何学模様が美しく、初心者の方にも取り組みやすい形とのことです。

まずは藁に糸を通して小さなひし形をひとつ作ります。乾燥した藁はとても繊細で、糸を強く引くと簡単に裂けてしまうため、力加減に注意しながら少しずつ形にしていきます。
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そこから、上下の角に糸をかけてひし形を増やしていきます。長さの異なる藁の間から糸を出し、水平方向に藁をつなげると、平面だった形が少しずつ立体へと変わっていきます。ひとつ増えるごとに鳥かごの形が出来上がり、完成が近づくにつれてわくわくする瞬間でした。
全体のバランスが整ったら、吊るしたい側に糸を出して上下を決めます。こうして、ひとつ目のヒンメリが完成です。
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その後に大きい形を作成していきます。作り方は小さい形と同じ手順ですが、大きくなる分藁が長くなるため、裂けないように慎重に糸を通して取り組まれていたのが印象的でした。
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大小の鳥かごを重ねて完成です!同じ形でも吊るす位置を変えると、雰囲気が変わって見えるのも魅力です。お好みに合わせて大小分けてひとつずつ作る方もいらっしゃり、まったく別の印象に仕上がっていました。

■source store本店の好きな場所で撮影タイム!
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完成品を皆さま思い思いの場所に吊るして撮影していただきました。お連れ様同士で並べて撮影したり、照明に吊るして光とともに撮影したりと皆さまのセンスが光っておりました。「お部屋のどこに飾ろう」とsourceの店内から想像を膨らませながら撮影してくださる姿は、とても嬉しかったです。ヒンメリの作品はsourceの雰囲気にとても馴染んでおり、そのままにしていただきたくなるほど店内が華やかで素敵な空間になっておりました。
■最後はティータイム
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今回は少し気温が落ち着いてきたので、すすむ屋茶店の「こくまろ煎茶」と9月にちなんだ両口屋是清の「お月見千なり」を楽しみながら、集中した身体を休めていただきました。

ヒンメリが前から興味があった方や、ワークショップが好きでヒンメリは初めての方、source storeでのワークショップご参加が3回目というリピーターの方までいらっしゃり、様々なワークショップの話で盛り上がりました。偶然お知り合い同士だったという方々もいらっしゃり、和やかに会話を楽しまれていました。
ご参加いただきました皆さま、講師の近藤先生、2日間にわたり貴重なお時間を頂戴し、楽しく素敵な空間を作っていただいたことに、スタッフ一同感謝申し上げます。
source storeでは、名古屋本店・青山店で、さまざまなワークショップやイベントを定期的に開催しております。今後のワークショップも詳細が決まり次第、メルマガやインスタグラムでもご案内いたします。
ぜひチェックしてみてください。今後のワークショップも、お楽しみに。














