- アップサイクル
 
UPCYCLE / いま、地球のためにできること
                    ◾️役目を終えた木に、新しい使命を
sourceの人気シリーズである『TOCCO / トッコ』『PURO / プーロ』の家具は、「アップサイクル」の発想から生まれました。役目を終え、廃棄されるはずだった木に新たな使命を与え、より高い価値を持つ家具として生まれ変わらせています。
それは単なる再利用ではなく、地球環境と暮らしの両方を豊かにするものづくりです。

◾️つながる木の物語
私たちが扱う木は、かつて南国で果実を実らせ、人々を潤してきたマンゴーの木。その実をつける寿命を終えると、多くは焼却や埋立で処分されてしまいます。なめらかな手触りと温かみある木目が魅力のこの木を、私たちは家具として蘇らせています。
『TOCCO / トッコ』シリーズでは、この木を「サイアムマホガニー」と名付け、マホガニーのように美しい木目と、なめらかなその質感を表現しています。一方、『PURO / プーロ』シリーズでは、同じマンゴー材に「ベリーゼ」という名を与えました。表情豊かな木目を個性と讃え、唯一無二の素材として位置づけるための呼び名です。
こうして私たちは、素材に新たな名前を与えることで、次なるステージでの役目へと物語をつないでいきます。

◾️木を使うことは、地球を守ること
例えば、TOCCOダイニングテーブル154では、1台におよそ51kg-CO2 (注1)の炭素を木材内に貯蔵しています。また、TOCCOダイニングテーブル154なら1本の老木から約30台分のテーブルを製作することが可能です。廃棄せず再生することで、焼却時に発生するCO₂排出や環境負荷を大きく減らしています。
地球温暖化の一因は、大気中の二酸化炭素(CO₂)の増加です。木は光合成でCO₂を吸収し、その炭素を内部に蓄えます。木材は燃やさない限り、この炭素を閉じ込めたまま、大気中に放出されることはありません。
つまり、木製家具を長く使うことは、大気中のCO₂を減らすことにつながります。

◾️地球と家族の未来のために
『TOCCO / トッコ』や『PURO / プーロ』の家具を選ぶことは、暮らしの心地よさと環境保全の両方に貢献する選択でもあります。
あなたのダイニングに並ぶ1台のテーブルが、温暖化防止に小さくない力を発揮します。
「役目を終えた木が、未来を守る家具になる」
私たちはこれからも、この物語を広げていきます。
(注1) 本数値は、林野庁「建築物に利用した木材に関わる炭素貯蔵量の表示に関するガイドライン」に基づく計算式により、株式会社ウェイストボックスが算出したものです。