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冬に枯らさない!インドアグリーンのお手入れ法
植物好きの皆さん、こんにちは!source storeのMです。いよいよ寒さが本格化してきましたね。気温の下がる冬は、観葉植物をうまく冬越しさせられるか心配される方も多いかと思います。寒い冬でも、ちょっとしたお手入れの仕方で、観葉植物たちは元気に過ごせます!いくつかのポイントを押さえながら、植物と一緒に心地よい冬を楽しみましょう。
■冬のインドアグリーンの育て方
冬でも室内で観葉植物を楽しむための冬越しのコツや、管理方法についてご紹介します。
【温度管理に気を付けよう!】
観葉植物は寒さが苦手なものが多いため、外の気温が15℃以下になったら、室内で管理しましょう。置き場所はあたたかくて、明るい場所が最適です。南か東側が理想的です。北側や玄関はよく冷えるので注意が必要です。
また窓際に置く場合は、夜間の冷え込みが厳しい場合など窓から少し離すようにしましょう。急激な温度変化を避けるため、暖房の温風が直接当たらないように気を付けます。
天気のよい日は、カーテン越しに数時間の日光浴をさせてあげると、さらに元気を取り戻します。必要に応じて植物用のライトを活用するのもおすすめです。
【水やりは控えめに】
冬は、水の与えすぎによる根腐れに注意しましょう。冬は根が休眠しており、気温も低いため、土の水分もなかなか蒸発しません。水やりの回数を控えることで、寒さに強くなります。
あたたかい午前中に、常温に近い温度の水を与えるようにすると効果的です。気温が下がる夕方以降の水やりは、残った水分が冷えて、植物にダメージを与えてしまいます。土が乾いた後、2~3日後に水やりを行うようにして、乾燥気味に管理します。
【乾燥を防ぐ、葉のお手入れ!】
暖房の影響で空気が乾燥しやすいため、観葉植物の葉の水分が奪われ、葉が傷んでしまうことがあります。霧吹きで葉水を与えると、湿度を補えるだけでなく、ほこりを落として光合成を助けます。時々、葉の表面と裏面を絞った布やティッシュで拭くと、害虫対策にも効果的です。
【風を通して新鮮な空気を!】
適度な換気を心がけ、窓を少し開けて新鮮な空気を入れましょう。ただし、寒い外気が直接植物に当たらないように注意が必要です。1日に数分〜10分程度、暖かい時間帯(昼間)に換気するのがおすすめ。冷気が植物に直接当たると葉が傷むので、窓のそばに置いている場合は、換気時に一時的に移動させておくと安心です。
【肥料はお休み】
冬は植物が休眠期に入るため、肥料は必要ありません。成長を促そうとして肥料を与えすぎると、かえって負担になってしまうことも。春までお休みさせてあげましょう。但し、温度と光が十分に保たれている室内で元気に新しい葉を出している場合は、薄めの液体肥料を1ヶ月に1回程度与えても大丈夫です。
■冬におすすめのインドアグリーン
観葉植物の中には寒さや乾燥に比較的強く、管理がしやすい種類もあります。初心者でも扱いやすい、いくつかのおすすめの観葉植物を紹介します!
【モンステラ】
大柄に葉に切れ込みが入ったような個性的なグリーン。
耐寒性が高く、冬場でも元気に育ちやすい観葉植物です。
日光に当たらないと葉のツヤが悪くなるので、定期的に日光浴をかかさないようにしましょう。
【フィロデンドロン・バーキン】
白い斑が流線のように入り、高級感のある見た目が人気の観葉植物です。
冬は水を控え、乾燥気味に育てると耐寒性を高めることができます。
【ホヤ・カルノーサ】
寒さに強く、日当たりが良く、風通しのよい場所を好みます。
乾燥にも強く、水やりもたくさんする必要もないため、日々忙しい方にもおすすめです。気温が20度超えると、生育期に入り淡いピンクの新芽を出してくれます。冬越しする楽しみのあるグリーンです。
【シェフレラ/カポック】
成長がゆっくりで、比較的寒さにも強く、明るいグリーンの葉がリビングにぴったりです。丸みを帯びた手のひらのような形の葉が特徴です。適度な日当たりがある場所に置き、水やりは土の表面が完全に乾いてから与え、頻度は月に1〜2回が目安です。
植物の種類によって、耐寒温度や、育て方も異なります。品種に合った管理方法を把握しておくと健康に育ちます。日々の変化を観察しながら、冬のグリーンを楽しみたいですね。