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青山店 ワークショップレポート
少しずつ気温が高くなる日も増え、春が待ち遠しい季節となりましたね。こんにちは。source store のSです。先日、青山店では東京チェンソーズ様をお招きしてスパチュラ作りワークショップを開催しました。東京チェンソーズ様は、木を知り尽くしたスペシャル集団です。「1本まるごと木を使い切る」をモットーに掲げ、植栽や伐採を実施し、森を整備しながら持続可能な林業を推進されています。
sourceでは木をたっぷり使った家具が多いことから、木が好きなお客様が多くご来店されます。そこで今回のワークショップでは、日本の森林実態を学びながら体験出来るスパチュラ(調理へら)作りに挑戦していただきました。当日の様子をレポートいたします。
■講師は東京チェンソーズの塚本様

塚本様は関東地区を中心に年間100回以上もワークショップを開催し、森林の情報発信をされております。森林愛にあふれた塚本様には、参加者様の目線に合わせて、木のことをじっくり語っていただきました。幅広い分野にお詳しいので、新たなレッスンもお願いしたくなりました。参加者様からも知らないことが知れて楽しかった!すごくわかりやすかった!!と大好評でした。林業は街の重工業が発展していないと森林も守っていけないので、それぞれの得意な分野で森林を支えてくれたら、という想いも込めて年間5,000人以上のお子様へ木に触れる体験をしてもらっているそうです。おおらかな塚本様は参加者様からの木に関する様々なご相談も受けられておりました。
■森のおはなし

まずは森林についてのクイズを交えて楽しみながら学びを深めていきました。リアルな林業の現場からの森の現状を知ります。
日本は先進国の中でも森林大国。将来を見据えて戦後に植えられた人工林が伐採適齢期になっても十分に整備が行き届いておらず荒れた森林が各地に存在しています。荒廃した森林が増えると樹木が成長せず、光合成による二酸化炭素の吸収率も低くなります。また下草が生えず、雨水が表土を一気に流れることで土砂災害のリスクも高まります。
適度に間伐された森林を保つことは、光が入ることで木も育ち災害にも強くなります。

木は、植えてから収穫まで70年ものサイクル。長く大切に育ててきた木でも、市場で扱われるものは太い幹のみ。東京チェンソーズ様では、規格外とされる幹の細いものや節のあるものなどでも、個性あふれる素材として利用するという、手間をかけながらも魅力的なプロダクトを企画されております。貴重な木をあますことなく使い切る、そんな素敵な活動も含めてお話してくださいました。
■ワークスタート

今回ご用意いただいたのは「根張り」という木の根っこの部分。シワや歪んだ箇所など、木を支えてきた歴史の跡があります。

あらかじめカットされた素材をたっぷりご用意してくださいました。
木目もすべて違うので、悩まれながらお好きなものをお選びいただきました。
握りやすく、掬いやすく、用途に合わせてやすりで削ります。しばらく削るとすべすべ滑らかになってきました。
最後は亜麻仁油で仕上げていただきました。木目がくっきり際立ち、さらに美しくなりました。すっきりとした木目や大理石のようなマーブル状の模様など、ひとつひとつ異なる表情があり眺めているだけで楽しいですね。
「自分で作ったというオリジナルってのがいいよね!」と作品を撫でながら喜ばれておりました。どこにも売っていない独特な木目と美しい作品。クオリティが高くそのまま販売させていただきたいくらいでした。
■レッスン後はティータイム

本日は、すすむ屋茶店様のくきほうじ茶と山方永寿堂様のきびだんごでティータイム。3月が近いのでひなまつり仕様のパッケージで一足早く春を感じていただきました。
気持ちの良い天気に恵まれた2日間で、ご夫婦でのご参加や職場仲間など木やものづくりがお好きな方がたくさん集まってくださいました。ものづくりでの新たな発見を共有してくださったり、マニアックトークがとまらない会もあり、長くお客様とお話できて有意義なひとときでした。次回に繋がるお話もたくさんいただきました。貴重なお話をありがとうございます。
次世代へ美しい自然を残すために、私たちにできることは何か。
国産材を使うことで、木材を循環させる。イベントを通じて木に触れて理解を深め、木を暮らしに取り入れることや、かかわる人を増やしていく。個人レベルでもできることは多々あるので、未来を見据えて過ごしていきたいものです。
この度は連休中のお忙しい中ご参加いただいた皆様、2日間レッスンをしてくださった塚本様、ありがとうございます!今回もお客様に恵まれ、大変楽しいひとときを過ごすことができました。また春にも植物のワークショップを開催予定です!詳細は近日中にご案内いたします。どうぞ楽しみにお待ちください。








