22.02.15
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手しごとを暮らしに取り入れる

まだ寒い日が続きますが、少しずつ日が長くなってきているように感じます。こんにちは。source storeのSです。おうちじかんも増えると、普段は気にしていない場所でも、すっきりと片付けたくなりますね。
source storeオープン当初から定番で取り扱っているSyuRoさんの角缶は、雑多なものをまとめて保管できて個人的にも長年愛用しています。今回はSyuRoさんの角缶についてご紹介します。

 


■SyuRoとは
東京の蔵前に店舗を構え、生活日用品などのプロダクトをはじめ、企画、ディレクションをされているデザイン会社です。デザイナーであり、代表の宇南山加子さんは、職人の技を残しながら、使い続けることのできる道具を多数生み出されています。途絶えてしまいそうな日本の職人技を大切にされ、受け継ぎ手を探しながら活動を続けられています。この活動は、日本だけでなく、スウェーデンやデンマークなど北欧を中心に海外でも高く評価されています。

SyuRo公式サイト

 

■SyuRoオリジナルの角缶

シンプルで美しい佇まいの角缶。素材そのままの特性を生かしたデザインは、経年変化とともに味わいのある表情に育っていきます。角は、ハンダを使わず折り込んで成形しているため、さびにくく、強度も兼ね備えています。折り込むことにより角ばっておらず、ほどよい丸みがあり、手しごとのあたたかみを感じます。

 

■選べる素材
素材は、ブリキ、銅、真鍮からお選びいただけます。その素材も職人さんの手作業でヤスリがけをして、キズや汚れがつきにくいようマットに仕上げております。

【ブリキ】

スズをメッキした金属のこと。水分に強く、さびにくいです。落ち着いたマットな表情に変化していきます。

【銅】

酸化に強く、腐食しにくい素材です。時間が経つと、アンティークのような風合いになります。

【真鍮】

銅と亜鉛の合金で、酸化が進むと表面は黒っぽく変化していきます。

 

■選べるサイズ

【SS】 W95×D65×H50 mm
名刺やショップカードの保管にぴったりのサイズです。

【小】 W100×D200×H50 mm
机の上のステーショナリーをまとめたり、かさばりがちな充電器の保管にもおすすめです。

【大】 W125×D200×H50 mm
手紙やポストカード、アクセサリーの保管に最適です。

■スタッフ愛用の角缶

ブリキの角缶は、10年ほど愛用しています。銅や真鍮と比べると大きな変化は感じられませんが、やや落ち着いた風合いに変化しており、よく見ると手作業でやすりがけした跡が感じられるようになっています。こちらはブリキの大サイズなのですが、私は裁縫箱として使っています。一般的に販売されている裁縫箱は私にとって、サイズが大きく感じており、コンパクトなものをずっと探していました。たまたま見つけたSyuRoさんの角缶にすべて収納できたので、それからずっと愛用しています。場所もとらず、部屋にすっと馴染んでくれているので、これからも大切に続けるつもりです。

 


SyuRoさんの角缶は、やはり使いやすく飽きもこないので、今度は背伸びをして、銅の小サイズを手に入れました。こちらは早く経年変化を楽しみたいため、よく手に触れるよう、毎日使う充電器をまとめて保管しています。これから育てていくのが楽しみです。

 


シンプルでどんなお部屋にも馴染んでくれるSyuRoの角缶。空気に触れ、使う人の手によって育っていくのもいいですね。少しずつ表面の味わいも変化し、長く使うことでさらに愛着がわきます。すっきりとした部屋にしてくれるSyuRoの角缶で、手しごとを暮らしに取り入れてみませんか。ぜひ店頭でご覧ください。