暮らしを彩る芸術の秋の楽しみ方
こんにちは。source store 本店のWです。朝晩の涼しさにようやく秋の気配を感じられるようになり、なんだか嬉しくなりますね。秋は短いからこそ「もっと楽しみたい」と思わせてくれる季節。食欲の秋、読書の秋、芸術の秋・・・どれも魅力的ですが、アート好きとしては芸術の秋に触れる時間を大切にしたい気分です。抽象アートやオブジェをお部屋に取り入れて、小さなギャラリーを作ってみると、日常の空間が彩られてぐっと豊かになります。
今回はそんな「芸術の秋の楽しみ方」をご紹介いたします。
■美術館に訪れてみる
芸術の秋といえば、美術館めぐりは外せません。静かな空間でじっくり作品を眺める時間は、慌ただしい日常から一歩離れ、心を穏やかにしてくれます。知らなかったアートや作家との出会いはとても刺激的で、自分の感性が少し広がるような感覚があります。
ちょうど愛知県では、2010年から3年に1度開催されている国内最大規模の国際芸術祭での一つである『あいちトリエンナーレ』が行われています。今年は『あいち2025』として、国内外のアーティストの作品展示など、国際色豊かな現代美術が体感できる特別な機会となっています。「愛知芸術文化センター」「愛知県陶磁美術館」「瀬戸市のまちなか」が主な会場となるので、旅行気分で訪れるのもおすすめですよ。
私はお気に入りの作品を見つけたら、ミュージアムショップでポストカードや小さなグッズを購入するのが楽しみのひとつです。お部屋に飾れば、その日の思い出とともに暮らしに彩りを添えてくれます。季節や気分に合わせて入れ替えれば、模様替えしたような新鮮さもあり、普段の空間を少し特別な雰囲気に変えてくれるのでおすすめです。
■フレームにいれて抽象画を楽しむ
抽象画は、具体的な対象を描かずアーティストの感性で表現されたアートです。だからこそ、見る人それぞれの感性で楽しめるのが魅力。同じ作品でもその日の気分や光の入り方によって印象が変わるのを感じると、毎日眺めたくなりますよね。
木目を基調とするsourceの家具には、少し明るめの色彩のアートを飾って差し色として取り入れると、空間に個性が生まれます。また、ナチュラルなネイビーやグレーといった落ち着いた色を選べば統一感が生まれ、穏やかで心地良い空間になります。フレームひとつでも飾り方次第で印象がぐっと変わるので、フレーム選びや配置も楽しみのひとつです。
source store本店には、ベトナム出身のイラストレーターTim Phạmが手がける「Curves」シリーズをご用意しております。カラフルで気まぐれな遊び心あふれる作品で、直感的で柔らかな線が特徴。抽象的かつダイナミックな人体を表現しており、見るたびに動きと表情を感じさせます。
Tim Phạmは1990年ベトナム・サイゴン生まれ。現地の人気ショップやレストランをはじめ、VespaやCHANELなど国際的ブランドの広告・雑誌・ファッションイラストまで幅広く手がけるアーティストです。
お部屋に飾れば、ふと目に入ると心が和み、空間全体がより豊かに見える気がします。家具やグリーンとのバランスを考えながら飾ると、自分だけの小さなギャラリーを作る楽しさも味わえます。
■大理石のかけらをアート感覚で飾る
大理石はその高級感がゆえに、日常に取り入れるのは少し敷居が高い印象を受けるかもしれません。しかし、本店では「大理石のかけら」をご用意しております。「かけら」なら手軽に生活空間に取り入れられ、インテリアに上質な雰囲気を添えてくれます。大理石ならではの独特な模様や光沢があり、お部屋の装飾にもぴったりです。
【大理石の種類】
トラバーチン:温泉、鉱泉、地下水中より生じた石灰質化学沈殿岩。天然の縞模様と細かな穴が空いているのが特徴。
グリジオカルニコ:イタリア産のモノトーンの大理石。濃い灰色に白い線が不均一に多く入っており、落ち着いた重量感が特徴。
小物を置く際に、大理石のかけらを敷いて飾るのもおすすめです。置くだけで空間に上質なアクセントを添えてくれます。たとえば、アクセサリーや季節の小さなオブジェなどを並べるだけで、洗練された印象に変わります。
こちらはトラバーチン特有の細かな穴を活かし、壁面に引っ掛ける形で飾っています。濃い壁面に明るい大理石(トラバーチン)が映え、シンプルながらも上質な空間を演出できます。
■オブジェを飾る
オブジェは空間に立体感やリズムを生むアイテムです。棚やテーブルに置くだけで日常にアートをプラスでき、照明と組み合わせれば陰影の変化も楽しめます。木のぬくもりを感じられるsourceの家具との相性も抜群です。
小さな謎めいたオブジェも、置き場所ひとつで空間にアクセントを作ることができるのが魅力です。模様替え感覚で気軽に楽しめて、全体の雰囲気をぐっと引き立てます。
日常の中にアートを取り入れると、気持ちを切り替えるスイッチにもなります。美術館での体験やお気に入りのオブジェ、大理石など目にするだけで心が和らぐアイテムを暮らしに取り入れてみましょう。今年の秋はおうちで「小さなギャラリー」をつくり、季節の移り変わりを感じながら楽しんでみてください。


抽象画は、具体的な対象を描かずアーティストの感性で表現されたアートです。だからこそ、見る人それぞれの感性で楽しめるのが魅力。同じ作品でもその日の気分や光の入り方によって印象が変わるのを感じると、毎日眺めたくなりますよね。



大理石はその高級感がゆえに、日常に取り入れるのは少し敷居が高い印象を受けるかもしれません。しかし、本店では「大理石のかけら」をご用意しております。「かけら」なら手軽に生活空間に取り入れられ、インテリアに上質な雰囲気を添えてくれます。大理石ならではの独特な模様や光沢があり、お部屋の装飾にもぴったりです。





日常の中にアートを取り入れると、気持ちを切り替えるスイッチにもなります。美術館での体験やお気に入りのオブジェ、大理石など目にするだけで心が和らぐアイテムを暮らしに取り入れてみましょう。今年の秋はおうちで「小さなギャラリー」をつくり、季節の移り変わりを感じながら楽しんでみてください。