切り花(枝)を長持ちさせるコツ
こんにちは。まだまだ日中の暑さは続いていますが、栗などを使った季節限定商品を見て秋の訪れを感じているsource公式オンラインショップのSです。
9月に入ると、お花屋さんにも秋らしい花が並びはじめ、ダークカラーやスモーキーな色合いの花、枝ものや実ものなど、季節感のある植物が増えてきます。お部屋に植物を取り入れると、空間が一気に華やぎ、季節の移ろいを感じることができます。せっかくなら、少しでも長く楽しみたいですよね。
今回は、source storeでも実践している「切り花・枝ものを長持ちさせるコツ」を、種類別にご紹介します。
■長持ちするお花の選び方
・葉にツヤがあり、落葉や乾燥が見られないものを選びましょう
・枝の切り口がしっかりしていて、割れていないものを選びましょう
■ 花器をきれいに保つ
どんなに元気なお花も、水の中が汚れているとすぐに傷んでしまいます。花器を清潔に保つことが、植物の健康を守ることに繋がります。見落とされがちですが、切り花の持ちを大きく左右するのが水の状態。花器に雑菌が残っていると、水の中で繁殖し、お花が水を吸えなくなってしまいます。花を飾る前のちょっとしたひと手間が、結果として楽しめる時間を大きく変えてくれるのです。
・使用前に中性洗剤でしっかり洗い、雑菌の繁殖を防ぎます
・特に夏場や暖房を使う季節は、雑菌が繁殖しやすいため注意が必要です
■お水を吸い上げやすいようにカット
植物が水をしっかり吸えるように、茎の切り方にも工夫が必要です。種類ごとの性質を理解することが、美しく長く飾るためのコツです。切り花や枝ものが水を吸い上げられるかどうかは、茎の断面で決まります。草花は柔らかく、水切りで吸水力が回復しますが、枝ものは木質のため、別の処理が必要になります。それぞれに合った方法でカットすることで、植物の持ちがぐっとよくなります。
[生花]
・水の斜めにカットすることで水の吸い上げがスムーズになります
・毎日1cmほど切り戻すと鮮度を保ちやすくなります
「水を替えるだけ」ではもったいない。植物が快適に過ごせる水の環境をつくってあげると、花の美しさがぐんと長持ちします。花にとっての水は、命をつなぐ栄養源。雑菌の繁殖を抑えることはもちろん、ほんの少しの砂糖や延命剤を加えるだけで、花は見違えるように元気になります。枝ものも、しっかりと水を吸える状態にしてあげることが大切です。
・毎日のお水替えは必須。水は茎がしっかり浸かる量を保ちましょう
・お水に少量の砂糖(1リットルに小さじ1)を加えると、花の栄養になります
・市販の漂白剤を数滴入れるのも雑菌対策になります
・水の量はやや多めにし、切り口がしっかり水に浸かるようにします。
・花器が深い場合は、ぬるま湯で最初にしっかり吸水させるのも効果的です
・葉が多いと蒸散が進むため、不要な葉はあらかじめ落としておくと長く楽しめます
・枝物には葉に直接水をかけ乾燥しないようにすることも大切です
■飾る場所を工夫する
植物にとって快適な場所は、人にとっても心地よい空間。飾る場所を少し意識するだけで、もちも見映えも変わってきます。直射日光や冷暖房の風が当たる場所は、植物にとって過酷な環境です。光と風のバランスが取れた、穏やかな場所を選ぶことで、花は自然と元気に長持ちします。お部屋全体の雰囲気に合わせて、場所も含めてコーディネートしてみてください。
・特に暑さや乾燥に弱いため、キッチンやリビングなど涼しめの場所に置きましょう
サイドボードやダイニングテーブルに少し飾るだけで日々の生活に彩りを与えてくれます。
[枝もの]
・比較的丈夫ですが、強い光で葉焼けすることも。日差しが強い日はレースカーテンなどで調節しましょう
・玄関や廊下など半日陰の場所も雰囲気が明るくなり、植物も長持ちします
■日々のメンテナンス
日々ほんの少しの気配りを重ねることで、植物は生き生きとした美しさを保ってくれます。水替えや切り戻しだけでなく、落ちた花びらを拾ったり、元気がなくなった部分を整理したり。植物と向き合う少しの時間が、心を整える習慣にもなります。手をかけた分だけ、美しさが続いてくれるのが嬉しいですね。 ・水はこまめに交換し、花器内のぬめりが出る前に洗う ・落ちた花びらや葉はこまめに取り除き、腐敗を防ぐ ・元気がなくなった花や枝は間引いて、全体のバランスを整えましょう
季節の植物を暮らしに取り入れて 秋は花もちもよくなり、植物を楽しむのにぴったりな季節。 お部屋に植物を取り入れることで、日常の中にちょっとした潤いや癒しを感じることができます。 source storeでは、花や枝ものに合わせた花器や雑貨も取り揃えています。 ぜひ、お気に入りの植物とともに、心地よい季節の変化を楽しんでみてください。

植物選びは、お手入れのスタートライン。状態の良いものを選ぶことが、美しさを長く楽しむための第一歩です。どんなに手をかけても、最初の鮮度が悪ければ長持ちさせることが難しくなります。お花を選ぶときは、見た目の華やかさだけでなく、花びらや茎、葉の状態もしっかり確認しましょう。生花も枝ものも、自然のものだからこそ、少しの状態の違いが大きく影響します。
[生花] ・花びらや葉にハリがあり、変色していないものを選びましょう ・茎の切り口がぬめっていたり、黒ずんでいるものは避けましょう ・蕾がたくさんついているこれから咲いていくお花を選びましょう [枝もの]
どんなに元気なお花も、水の中が汚れているとすぐに傷んでしまいます。花器を清潔に保つことが、植物の健康を守ることに繋がります。見落とされがちですが、切り花の持ちを大きく左右するのが水の状態。花器に雑菌が残っていると、水の中で繁殖し、お花が水を吸えなくなってしまいます。花を飾る前のちょっとしたひと手間が、結果として楽しめる時間を大きく変えてくれるのです。



[枝もの]
・枝は切り口が硬いため、十字に割り吸水面を広げるのがおすすめです ■お水の量や中身にもひと工夫「水を替えるだけ」ではもったいない。植物が快適に過ごせる水の環境をつくってあげると、花の美しさがぐんと長持ちします。花にとっての水は、命をつなぐ栄養源。雑菌の繁殖を抑えることはもちろん、ほんの少しの砂糖や延命剤を加えるだけで、花は見違えるように元気になります。枝ものも、しっかりと水を吸える状態にしてあげることが大切です。
[生花]
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[枝もの]
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植物にとって快適な場所は、人にとっても心地よい空間。飾る場所を少し意識するだけで、もちも見映えも変わってきます。直射日光や冷暖房の風が当たる場所は、植物にとって過酷な環境です。光と風のバランスが取れた、穏やかな場所を選ぶことで、花は自然と元気に長持ちします。お部屋全体の雰囲気に合わせて、場所も含めてコーディネートしてみてください。
● 共通ポイント
・直射日光が当たる場所や、エアコン・暖房の風が直接当たる場所は避けましょう ・なるべく風通しがよく、明るすぎない場所に置きましょう。 [生花]
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日々ほんの少しの気配りを重ねることで、植物は生き生きとした美しさを保ってくれます。水替えや切り戻しだけでなく、落ちた花びらを拾ったり、元気がなくなった部分を整理したり。植物と向き合う少しの時間が、心を整える習慣にもなります。手をかけた分だけ、美しさが続いてくれるのが嬉しいですね。 ・水はこまめに交換し、花器内のぬめりが出る前に洗う ・落ちた花びらや葉はこまめに取り除き、腐敗を防ぐ ・元気がなくなった花や枝は間引いて、全体のバランスを整えましょう
季節の植物を暮らしに取り入れて 秋は花もちもよくなり、植物を楽しむのにぴったりな季節。 お部屋に植物を取り入れることで、日常の中にちょっとした潤いや癒しを感じることができます。 source storeでは、花や枝ものに合わせた花器や雑貨も取り揃えています。 ぜひ、お気に入りの植物とともに、心地よい季節の変化を楽しんでみてください。